大阪・関西万博で“異例”の再フライトを実現した航空自衛隊のブルーインパルスについて、空自トップの内倉空幕長は「本当に良かったと喜ばしく思っている」と感謝を述べました。

内倉浩昭 航空幕僚長
「全国の皆様から多数の熱い思いをいただきまして、天候にも恵まれまして、2日連続で力いっぱいの展示ができましたことを、本当に良かったと、喜ばしく思っております」

ブルーインパルスをめぐっては、今年4月に大阪・関西万博の開幕にあわせて大阪の夢洲会場で飛行を行う予定でしたが、天候不良で中止となっていました。

その後、全国から万博での再フライトを望む声が寄せられ、今月12日と13日に展示飛行が実現しました。

一度中止になった展示飛行が再び行われるのは極めて“異例”のことです。

空自トップの内倉浩昭空幕長はきょうの会見で、「万博の盛り上げの一翼を担ったと安堵している」としたうえで、「一糸乱れぬ素晴らしいフォーメーションを展開した隊員たちを誇りに思う」と部隊を褒め称えました。