松本市と安曇野市にある長野道の梓川サービスエリアに駐車することができる大型車の台数が、2025年末をめどに、上下線ともこれまでの2倍に増えることになりました。

ネクスコ中日本によりますと、大型車の駐車マス不足による混雑を解消するため、梓川サービスエリアの駐車レイアウトを見直して、新たな駐車スペースの線引きなどを行う工事を、上下線とも8月下旬から始め、12月頃の完成を目指すとしています。

工事では、普通車と大型車のどちらでも駐車することができる「兼用マス」を増やすほか、1台で通常の大型トラック2台分の輸送ができるダブル連結トラックの駐車マスを、上り下りともそれぞれ1つずつ新たに設けます。

これにより、大型車が駐車できるマスは、上り線では現在の36から49増えて85に、下り線では27から33増えて60になります。

一方、普通車が駐車できるマスは、「兼用マス」の増設により、上り線では、164から1つ増えて165に、下り線では160から5つ減って155になる計画です。

ネクスコ中日本では、駐車マスの数は、工事を進める中で増減する場合があるとしています。

また、工事期間中の平日の夜間は、混雑が予想されるとして、前後のサービスエリアやパーキングエリアを利用するよう呼びかけています。