四国各地の食材を詰め込んだ新たな定食やどんぶりが、高松自動車道のサービスエリアに登場しました。担当したのは、地元・香川で「調理を学ぶ高校生」です。


「香川のオリーブ豚の唐揚げ」に「高知の四万十鶏の南蛮焼き」。高松自動車道・豊浜サービスエリアの新しい定食メニューです。

ネクスコ西日本が、観音寺総合高校で調理を学ぶ生徒に依頼して、完成しました。生徒たちが作った46の案から、実際に販売される3つのメニューが選ばれました。

学校の創立100周年にあわせ、メニューの総称を「こだわり100点(まんてん)」と名づけました。

(茅原淳記者リポート)
「こちらは『四県天丼』です。『香川の金時人参』や『愛媛のじゃこ天』など、四国四県の食材がこれ一つで楽しむことができます」
(『四県天丼』を考案した鴨田遥菜さん)
「四国のひとつひとつの県でたくさんの特産品があって、どの食材もおいしいのですが、その食材を選ぶのがとても大変でした」

『四県天丼』は、『オリーブ地鶏のぶっかけうどん』とセットで提供されます。

こちらは(画像参照)、香川のオリーブ豚を白菜と挟んだ『ミルフィーユ鍋』です。

(ミルフィーユ鍋を考案した三澤大和さん)
「冬なので、体があったまる料理がいいなと思って、尚且つ食べてもらってる人においしくて、また作ってもらいたいなと思う料理を作りたかったです」

サービスエリアのメニューは、調理の効率が重視されますが、今回のメニューでは調理の手間を惜しまないといいます。

(豊浜サービスエリア(上り線)加藤英治支配人)
「こういうものをやっぱりお客さんは求めてるのかな、というところで、一回挑戦してみようかな、ということでやることにしました。食べてもらって『四国にこんなにいいものがいっぱいあるんだ』というところ、もう一度また四国に来てほしいというところが一番大きいですかね」

四国の魅力を満喫できる、高校生の新メニュー。11月23日から、高松自動車道上り線の豊浜サービスエリアで販売が始まります。