アメリカとの関税交渉が合意し、日本への相互関税が15%、自動車の関税についても15%に引き下げられます。マツダなど自動車関連を中心に株価は大幅に上がっています。

日本への相互関税は来月1日から発動するとしていた25%から15%に引き下げられます。これを受け、株価は大幅に上がっています。



ひろぎん証券 荒添英二営業一課長
「まさか今日決まると思ってなかったので、サプライズだった。大幅に関税率が下がったことも大きなサプライズだったので、今日は株価が大幅に反発してる」

また、自動車については25%の追加関税を半減し、既存の税率2・5%を含め15%で合意しました。世界販売の3分の1をアメリカが占めるマツダの株価はきのうよりもおよそ18%=150円値上がりし、制限値幅の上限=ストップ高水準となりました。今後の広島経済への影響についてはまだ予断を許さないといいます。

ひろぎん証券 荒添英二営業一課長
「今日は金利も上がっている。各企業の決算状況も確認しながらマーケットを判断していきたい」

広島商工会議所の池田晃治会頭は「先行きの不透明感が払拭されたことは大きな成果だと言える。商工会議所としても中小企業に悪影響が出ないよう対応していきたい」とコメントしています。