海外輸出に取り組む 愛知の食品メーカーは…
一方、7月23日に名古屋市内に集まったのは、海外輸出に取り組む愛知の食品メーカー。

(日本食輸出の専門商社)
「円安の局面の中で関税が上乗せされて、色んな物の値段が上がると思う。節約をしなきゃいけないからと、日本食を食べる回数が減ることの方が影響として大きいのでは」

今は、相互関税の猶予期間。
ほとんどの商品は、全世界一律の10%ですが、これが今回合意した15%になれば、アメリカへの食品輸出は今以上に厳しい状況が予想されます。食品メーカーの反応は…

(平松食品 平松賢介社長)
「まずはこれで落ち着いてホッとした。先が見えることは大切。アメリカの景気がどうなるか、私たちにとっての一番の注目点」
(まるや八丁味噌 石原友保取締役)
「正直どうなるかまだ分からない。皆さん様子見という感じ」
(日東醸造 蜷川洋一社長)
「着地として15%で落ち着いたといえば評価されるかもしれないが、日本側もトップが直接トランプ氏と交渉していれば、早期にもっとまとめられたのでは」