国交省の改善申し入れに、アゴダ側の対応は…

一連の事態に、中野洋昌国交大臣は22日の会見で、次のように話しました。

中野洋昌 国交大臣
「2025年3月より、アゴダに対してトラブルの改善を申し入れてきた。改善策の進捗状況をしっかりと確認させていただいて、必要に応じて適切な対応を行ってまいりたい」

アゴダは6月26日付で「特定の第三者サプライヤー(代理業者)経由の在庫の取り扱いをプラットフォーム上で停止」。今後はAIを活用した監視システムの導入や、利用者へのサポート体制を充実するなどとしています。

ただ、こうした予約トラブルは「今後もなくならない」と鳥海氏は話します。

航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏
「いわゆる転売で稼ぐというような形がある以上、これからもこういったケースが続くと思う。

日本の旅行会社や予約サイトといった、日本の法律が適用されるところで取る。もしくは、直接宿のホームページ等で予約するといった形で、トラブルにならない予約の方法をとるのがベストだと思う」