今年春、横浜で行われていた個展を石村さんに案内してもらいました。

■石村嘉成さん
「動物の親子まだありますので説明します。こっちがお母さん。お父さん。なんで怒っているのか?力強く敵と戦って子どもを守ろうと、必死に戦おうと思っていたからです。」

Qなぜ家族や親子がテーマ?

■石村嘉成さん
「時には厳しく時には優しく時には厳しいしつけより、自分ひとりではやく楽ができるなんだろう…何かできる方法を大切にしたい」

鮮やかな色に思いを乗せ、作品を仕上げていきます。

■石村嘉成さん
「蛍光ピンクちょっと…せーの」

Q、なんで蛍光ピンクを入れたの?

■石村嘉成さん
「平和を守る百獣の王ライオンらしく、群れを守って生きてゆく。そのためにかわいいおしゃれな色をしているからです」

■嘉成さんをサポートする元美術教師 寺尾 いずみさん
「優しい気持ちっていうとピンクの動物にしたりとかそういうふうにして色を決めてきました。頑張るとか元気とか激しいだとオレンジ系の赤を使っている。動物の気持ちと描いている自分の気持ちが爆発して表現している。」

■父・和徳さん
「飽きずにずっとやりぬける。ずっと描きたいものがある。それを才能と呼べば彼は才能がすごくある。もともと絵の才能があるというのは感じたことはなくて。」

■石村嘉成さん
「たくさん描き続けようかなと今考えているところです。この夏広島で作品展が初めて開催。この機会にご覧ください。新作も楽しみに待ってます」

石村さんが、安佐動物公園でスケッチをした新作は、個展の特設コーナーでみることができます。
広島で初開催となる「動物画家 石村嘉成の世界」は、9月7日まで、NTTクレドホールで楽しむことができます。会期中には参加型の版画ライブドローイングが  複数回行われる予定ですので、ぜひ足を運んでみてください。