対策は…「国内の予約サイトを」 

山形キャスター:
こうした事態は、前から問題視されていました。

2025年3月、観光庁は「アゴダ」に業務改善を要請。
6月26日からは、特定の第三者サプライヤー(代理業者)経由の在庫の取り扱いをプラットフォーム上で停止しました。

ただ、鳥海さんによると「悪質業者を一掃できたとしても、他の海外旅行サイトに移行する可能性が高く、今後も予約トラブルがなくなることはないのではないか」とのことで、イタチごっこになるということです。

では、どのように対策すればいいのでしょうか。

鳥海さんのおすすめは「国内の予約サイト」です。
不測の事態でも、同レベル・料金で別の宿を確保してくれます。(※法律で決まっています)

海外の予約サイトをどうしても使うという場合は、トラブルがある可能性を認識した上で、電話・メールでホテルに直接確認することが大切です。

出水キャスター:
ひと手間が大事ということですね。

井上キャスター:
法律の義務を負っているサイトを使うのか。とにかく安いところで自己責任で予約をするのか。そのあたりは自分の判断ですね。

==========
〈プロフィール〉
肉乃小路ニクヨさん
ニューレディー
銀行・保険会社など金融業界でキャリアを積む
独自の視点で経済・お金・人生観を語る