22日未明、富山県氷見市で住宅を全焼する火事があり、この家に住む2人が死亡、2人がけがをし、1人と連絡がとれていません。
髙木健至記者
「火事のあった現場です。住宅からはまだ煙が出ていて、あたりは焦げ臭いにおいがします」
近くに住む男性
「屋根から5~6メートルくらいは(火が)あがっていたような気はしますけどね」
消防などによりますと、22日未明、氷見市大境の無職・山口基さん(86)の木造二階建て住宅で火事があり全焼したとみられます。

警察によりますと、この家には山口さん夫婦と息子夫婦、孫の5人が暮らしています。
この火事で、息子の秀明さん(53)が搬送先の病院で死亡が確認されました。

焼け跡から見つかった1人の遺体について、警察は連絡がとれていない基さん、あるいは秀明さんの妻のいずれかではないかとみて身元の特定を進めています。

現場は国道160号と大境漁港の間の住宅地で、あたりは一時騒然としました。この火事で隣接する住宅と山林に延焼しましたがけが人はいないということです。
