オリンピックに出場したアスリートによる特別授業が、7月18日、宮城県の気仙沼市新月中学校で行われました。

特別授業を行ったのは女子バレーボールで2008年の北京オリンピックに出場した櫻井由香(さくらいゆか)さんです。

気仙沼市の新月中学校の2年生39人が櫻井さんの指導を受けながら3人1組でバレーボールを使ってパスをつなぐゲームに取り組みました。

この後、教室で櫻井さんは自らの経験をもとに仲間を大切にしてベストを尽くし、諦めないで物事に取り組むことの大切さを生徒たちに訴えました。

2年生
「友達と協力することやリスペクトすることを学んだ。授業のグループワークでチームワークを発揮したい」

女子バレーボールで北京オリンピック出場 櫻井由香さん
「私もオリンピック出場の夢をかなえるために20年以上という時間を使ってきたので途中で諦めずに、中途半端にやめてしまうと後悔するので、生徒は全力で夢に向かって頑張ってほしい」

このオリンピック教室はJOCがオリンピックに出場したアスリートの経験を子どもたちに伝えようと開いているもので、生徒たちは櫻井さんの言葉から仲間を思いやる気持ちなどを学んでいました。