広島市で21日、同居する母親を殴ったり蹴ったりしてけがをさせたとして、60歳の息子が逮捕されました。母親は亡くなっています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、広島市南区皆実町の無職の男(60)です。
警察によりますと男は21日、自宅で同居する89歳の母親の背中を殴ったり、左足を蹴ったりして、けがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、「ずっと介護をしていて口論になった」という趣旨の話をしているということです。母親は自宅のベッドで寝た状態で死亡が確認されました。
警察は、男が負わせたけがと、母親の死亡に因果関係があるかなど、事件のいきさつについて調べています。