参議院議員選挙長崎県選挙区。自由民主党・現職の古賀友一郎氏は20日午後8時20分、事務所判断で万歳しました。以下は「当選確実」の判断を受けた本人の弁です。

古賀友一郎氏:
「今回の大変厳しい選挙戦、こうして当選を勝ち取ることができました」
「本当に今回の選挙戦は厳しいの一言に尽きる戦いだった。公認問題から始まり、党全体の逆風の中、主張する材料も厳しい中にあって、選挙戦どういう戦い方をしようか考えぬき、将来のビジョンを有権者に訴えたいと思い定め、選挙戦を展開した。今本当に私たちの社会も、経済も、生活も、色んな将来不安におそわれている。それが閉塞感につながっている」

「物価高対策、現金給付金、政治と金のいろんな不祥事の問題、こういった論点もありました。しかし、そうした問題以上に、将来につながるビジョンを提示する。その中で「水素」というテーマを設定して訴えて参った」

「正直申し上げて、大変評判はあまり良くなかった。『そんなこと言っても票にはならんよ』、『そんなに先のこと言っても、抽象的な話をしても票にはならない』。しかし私は、今政治家が将来の希望を提示をしなければという思いでエネルギーの話をしたわけです。単なる私の趣味で言ってるわけじゃなくて、今我国が直面する国家的課題、これの共通解になりうると、主張をさせていただきました」

「将来の私たちの希望を開く、未来を開くことを訴えた結果、こうして多くの県民の方々にご支持をいただき、3期目の当選という結果をいただきました」

「そして、今回の選挙戦を通じて私自身、改めて実感をいたしましたのは政治家の責任の重さ。いろんな方々のいろんな人生を背負って政治家というものは皆様の方に付託を頂いているということを改めて実感をした選挙戦でございました。私自身今回3期目、大きな転換期、正念場を迎える3期目だと考えております。しっかりと、この国を前に進めていくんだという気合を持って引き続き取り組んでいきたい」