20日投票の参院選でこれまでに大分県内2つの市で投票用紙の交付ミスが発覚し、宇佐市では13票が無効になるおそれが出ています。

宇佐市選挙管理委員会によりますと午前7時から投票が始まった市内の豊川小学校で10分後、交付係の職員が大分選挙区と比例代表選挙の投票用紙を間違えて交付していることに別の従事者が気づきました。その後、用紙を再確認して正しく交付しているものの、13人の票が無効になるおそれがあるということです。宇佐市選管は当該の有権者に直接謝罪に出向き、再発防止と信頼回復に努めたいとしています。

また別府市でも南部出張所で、比例代表の用紙を誤って選挙区の投票箱に入れた有権者に対し、比例代表用紙を再度交付したことから2重投票となるミスが発生しています。