幻想的な世界観が特徴的な詩画家・早川義孝さんの展覧会が、愛媛県松山市内の美術館で開かれています。

愛媛県松山市堀江町にある美術館「ミウラート・ヴィレッジ」には、早川さんが過ごした千葉県柏市で、幼少期に見たサーカスや鳥などの記憶から着想を得た作品、60点あまりが展示されています。

早川さんの代表作「シンドバッドの船」は、『千夜一夜物語』の登場人物がタイトルのクラシック「シェヘラザード」を聴きながら制作したといい、渦巻く波が特徴です。

また、2012年に松山を訪れた時に描いた、絵画に詩を添えた作品も並んでいます。

早川さんは、街並みや瀬戸内の風景に「青」のイメージを抱いたそうです。

この「早川義孝展青の追想」は来月3日まで愛媛県松山市堀江町のミウラート・ヴィレッジで開かれています。