17日夕方、愛媛県宇和島市の松山自動車道のトンネル内でトラックと軽乗用車が衝突した事故で、軽乗用車を運転していた男性の死亡が確認されました。

警察は、トラックが対向車線にはみだしたとみて調べています。

17日午後4時ごろ、宇和島市津島町高田の松山自動車道、新松尾トンネル内で、上り車線を走っていたトラックと対向車線の軽乗用車が衝突しました。

この事故で、軽乗用車を運転していた愛媛県愛南町蓮乗寺の団体職員、平山輝高さん55歳が、頭を強く打ち意識不明の状態で救急搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。

また、トラックを運転していた65歳の男性も大けがをして病院で治療中だということです。

現場は、センターラインにポールが立てられている対面通行の高速道路で、警察はトラックが対向車線にはみ出したとみて、事故の詳しい状況を調べています。

県内は、このところ、交通事故が相次いでいて、17日、「交通死亡事故多発緊急事態宣言」の10日間の延長が発表されています。