桜島で17日午後、爆発的噴火が発生し、噴煙が3300メートルの高さまであがりました。
桜島の南岳山頂火口で17日午後1時28分に爆発的噴火があり、噴煙が3300メートルの高さまであがりました。噴火は1時間半経った午後3時時点も継続しています。

灰は北西の鹿児島市吉野方向に流され、降灰は姶良市や薩摩川内市などにも予想されています。降灰予想は画像で掲載しています。
気象台によりますと、桜島では今月5日から山体の膨張を示す地殻変動が観測され、6日の噴火で4分の1ほど収縮したものの、引き続き膨張は維持されているということです。
気象台は「山体膨脹が一度に解消されるような噴火が発生すると多量の降灰の可能性がある」として注意を呼びかけています。