16日も山陰地方は猛暑日となり鳥取・島根両県で熱中症警戒アラートが出されました。鳥取や米子では体温に匹敵する暑さとなりました。


記者 安松裕一
「日陰のない鳥取砂丘では、日差しが容赦なく照り付け、肌がじりじりと焼けるようです」

午前中ですでに35度を超える猛暑日となり、汗が噴き出す暑さとなった鳥取砂丘。
馬の背の斜面下にあるはずのオアシスは、連日の暑さで干上がっていました。

観光客
「すごい暑いですね、鳥取県」
「すばらしい汗をかかせていただきました。いい天気で」
「クールの施設に行ってお休みさせてください」

16日の山陰地方はフェーン現象の影響で、あさから気温がぐんぐん上昇。鳥取や米子などでは猛暑日となり、両県には熱中症警戒アラートが出されました。

この暑さには、サルもぐったり。

記者 小村ののか
「立っているだけで汗がじわっとにじみ出てくるような陽気となっているんですけども、公園内のサルたちも日陰で休んだり水浴びをしている子もいます」

この暑さの影響で、猛暑日となった鳥取市では午後1時すぎ、80代男性が散歩中に道路で動けなくなり、熱中症の疑いで救急搬送されました。

この暑さは今後も続く見込みで、こまめな水分補給や外出する際は日傘や帽子を活用し、なるべく短時間にするなど熱中症対策が必要です。