特定の医療機器メーカーの製品を手術で優先的に使う見返りに現金を受け取ったとして、佐久市の病院の医師2人が書類送検されました。

収賄の疑いで警視庁から書類送検されたのは、佐久市立国保浅間総合病院の46歳の整形外科部長ら男性医師2人です。

2人は医療機器メーカー「日本エム・ディ・エム」の社員ら3人から、手術でこの会社の製品を優先的に使う見返りとして、2021年11月から去年5月までに、現金およそ58万円を受け取った疑いなどがもたれています。

メーカー側の3人は現金を封筒に入れて2人の医師に病院で手渡していました。

事件は関係者からの情報提供で発覚していて、5人はそれぞれ任意の調べに容疑を認めているということです。