大分県臼杵市の小学校で、子どもたちが稚魚の放流をして水産資源の大切さについて学びました。
「海づくり教室」と銘打ったこの取り組みは、子どもたちに水産業への関心を高めてもらおうと県が今年から開催しているものです。
16日は臼杵市立佐志生小学校の全校児童17人が参加して地元の海岸でマダイの稚魚およそ750匹を放流しました。このあと、ブリの養殖場に移動し、えさやりに挑戦。えさにかぼすを加えると、香りの成分で生臭がなくなり、味が良くなることなどを学びました。

(児童)「餌をいっぱい食べていて、可愛かったです」「餌からかぼすのにおいがして、とても良い香りでした」「将来は漁師だと自分で決めていたので、養殖業にも興味を持ちました」
この海づくり教室は、県内各地の小学校で開催されていて、17日は津久見市で行われる予定です。