太陽光発電システムの販売施工を手がける「株式会社スタイルホーム」が、今月8日までに富山地裁高岡支部から破産開始の決定を受けたことが東京商工リサーチ富山支店の調べでわかりました。負債総額は約3000万円に上ります。

「スタイルホーム」は2016年2月に設立、太陽光発電システムの販売・施工を中心に蓄電池の販売や、外壁塗装などを手がける高岡市の会社です。

高岡市近郊をエリアとして個人客などから受注を確保してきましたが、同業他社との競争が激しさを増す中で、新型コロナウイルスの感染拡大による経済情勢の悪化が追い打ちをかけました。

会社側は受注状況が低迷し、業績が回復せず、資金繰りも限界に達したため、事業継続を断念したとみられています。