福岡市で車を運転中路線バスに衝突し、娘2人を死亡させたなどとされる母親の裁判です。初公判で母親は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと古賀千尋(こが・ちひろ)被告は去年8月、福岡市早良区で車を運転中路線バスと衝突し、後部座席にいた娘の優麗愛(ゆりあ)ちゃんと麻里愛(まりあ)ちゃんを死亡させたなどとされています。

初公判で古賀被告は起訴内容を認めました。検察側は「カーナビを見ていて、対向車線にはみ出した。娘2人にシートベルトは着用させていたが、チャイルドシートは着用させていなかった」などと主張。

弁護側は起訴内容について争わない姿勢を示しました。