参院選の結果次第では財政が悪化するとの懸念から、長期金利がおよそ17年ぶりの高水準をつけました。

15日の債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りが一時1.595%まで上昇しました。リーマンショック直後以来、およそ17年ぶりの高水準です。

国債は売られて価格が下がると利回りが上昇する仕組みで、参院選の結果次第では拡張的な財政政策が行われる可能性があることから、財政状況の悪化を懸念して国債を売る動きが強まっています。