今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、政治団体NHK党の新人・中島康治候補の、高知での戦いぶりをお伝えします。

参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)

◆中島康治 候補
「この通りです。お願いします。選挙に行ってください。これが私の第一声です。選挙に行ってもらわんと、この国は良くならない」

政治団体「NHK党」の新人、中島康治(なかじま・やすはる)候補、46歳。土下座で第一声をあげ、選挙戦をスタートしました。

街頭演説で必ず最初に触れるのは「選挙に行くこと」。自身、9回目の選挙。自公政権に「NO」を突きつけ続けてきた中島候補は、「与党が過半数割れすれば、ガソリンが安くなる。消費税も減税になる」とし、投票所への入場券を“割引券”に例えて、選挙への参加を促しています。

◆中島康治 候補
「60%の人が、この割引券を使ってない。あしたね、朝のチラシに『10%オフになります』ってチラシが入っていたら店行くでしょ。何で行きます?それ。安いから行くんでしょ。選挙に行って、消費税減税すれば10%安くなるんですよ。さすればこの投票券は金券なんです」

街頭演説に加えて積極的に取り組んでいるのが、SNSへの動画投稿です。自身のチャンネルには、街頭演説に加え、つかの間の様子なども投稿。幅広い世代に、「政治の堅いイメージを払拭してもらいたい」という狙いがあります。

まだ選挙権を持たない若い世代にも伝えたい思いです。

◆中島康治 候補
「学生の皆さん、あなたたちにも恩恵があるんですよ。買い物行ったら10%安くなるんだから、家帰って、お父さんお母さんに『自民党・公明党落としたら消費税が安くなるから、あの黄色い人に入れてあげて』って言ってください」

ほかの候補者と比べて、少ない陣営で選挙戦に臨む中島候補。自ら選挙カーのハンドルを握り、高知県内各地を回りながら、選挙への参加を呼びかけています。