今回の御所浦町での砲弾発見について、県内の戦争遺跡を調査する髙谷和生さんは、太平洋戦争当時、この周辺に部隊が入った記録はないと話します。

くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク 髙谷和生代表「記録には残されていない部隊が置き去りにした砲弾という可能性が高いのかもしれない」
今回見つかった砲弾は、歩兵の援護をする時に使っていた規格のものと同じだということです。
こうしたものは熊本市市内でも見つかる可能性が十分にあると話します。
髙谷和生さん「橋やインフラを狙った砲撃が熊本市の緑川周辺で何度も繰り返されていたので、そこでの不発弾は確認されている」