海外の富裕層向けのモニターツアーが、宮城県白石市で開かれ、14日夜は参加者が白石城でコース料理を楽しみました。

このモニターツアーは、インバウンドを呼び込もうと宮城県白石市が企画したものでフランスと台湾からインフルエンサーなど4人が参加しました。

14日夜は、貸し切りにした白石城で参加者が蔵王産チーズや仙台牛のステーキなど県内産の食材を使い地元の老舗旅館の料理長らが腕を振るったコース料理を堪能しました。

フランスの旅行会社:
「すてきな体験だった。きょうの体験や白石のまちは(ツアーとして)売れると思う」

台湾のインフルエンサー:
「何度も日本を訪れているが、初めて城で食事をしたので印象に残った」

白石市商工観光課 岩澤研治課長:
「世界に誇れる観光コンテンツのひとつに磨き上げを行っていきたい。一人でも多くの方々に、白石の地に足を運んでいただけたらと」

参加者は食事の後三味線の演奏を聞いたり天守閣からの眺めを楽しんだりしました。

ツアーは、15日までの2泊3日で白石市は結果を検証して8月中旬から、シンガポールや台湾などをターゲットに旅行商品として販売する予定です。