猪苗代湖が15日、福島県内で2か所目となる、国際的に重要な湿地として「ラムサール条約」に登録されました。
ラムサール条約は、湿原や湖などの湿地の保全を呼びかけていて、これまでに全国で53か所が国際的に重要な湿地として登録されています。そして15日、新たに会津若松市と郡山市、そして猪苗代町にまたがる猪苗代湖が登録されました。国内では54か所目、県内では尾瀬に次いで2か所目の登録です。
猪苗代町の二瓶盛一町長は「猪苗代湖の存在価値を知っていただいて、地域の活性化、振興にも繋げていけたらいいと考えています」
登録によって、新たな規制は発生せず、学校教育の場としての活用や、将来にわたる自然環境の保全、観光客の増加などが期待されるということです。26日にはアフリカのジンバブエ共和国で関係者に登録認定証が授与されます。
