岩手県の海上では台風第5号の影響により、大しけとなっています。15日昼前にかけて高波に警戒してください。

気象庁によりますと、台風第5号は15日4時には北見市の南西約70キロにあって、北へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。台風第5号は、朝にはオホーツク海に進み、その後温帯低気圧に変わる見込みです。一方、日本のはるか東には高気圧があって、台風と高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、海上では南よりの風が強まっています。
このため岩手県の海上では、うねりを伴って大しけとなるでしょう。

15日に予想される波の高さ
  沿岸北部 6メートル うねりを伴う
  沿岸南部 6メートル うねりを伴う
その後も16日にかけて、うねりを伴ってしけるでしょう。

岩手県の海上では台風第5号の影響により、大しけとなっています。15日昼前にかけて、うねりを伴った高波による船舶や沿岸施設への被害に警戒してください。