愛媛県伊予市の弁当店が製造した仕出し弁当を食べた76人が食中毒を発症し、県は、この店を7日間の営業停止処分にしました。

愛媛県によりますと、伊予市宮下にある弁当店、「キッチンまんま」の仕出し弁当を今月2日に食べた3つのグループの男女あわせて76人が、今月6日にかけて下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、うち2人が入院したということです。
複数の患者の便からサルモネラ菌が検出され、保健所は患者に共通する食事が他にないことなどから、弁当が原因の食中毒と断定し、県は、この店を14日から7日間の営業停止処分にしました。患者はいずれも快方にむかっているということです。

取材に対し、「キッチンまんま」は「今後、このようなことがないよう衛生管理を徹底する」と話しています。