
味噌を作っている村民:
味見してください。
麺屋 梅ノ木 店主 鈴木啓泰さん:
歴史のあるお味噌なんですね。
小菅村は多くの家庭で代々味噌づくりが行われている地域です。
ラーメンのスープには伝統ある村の「味噌」も使われているのです。



麺屋 梅ノ木 店主 鈴木啓泰さん:
その村、その町にしかない独特の食文化とか結構あったりする。それに新たな付加価値をつけて発信する、その村を活性化させる要素を目指している。村に存在しないジャンルの飲食店、かつ村の食材を活かせるのが味噌ラーメン

味噌を作っている村民:
飲食店は少なくなりましたので うれしい。ありがたいことです。
ラーメン店の営業が終了すると・・・赤提灯に明かりが灯り地酒や焼き鳥などを提供する居酒屋に様変わりします。

地元住民:
1週間に一回くらい しょっちゅう来る。料理がおいしいから。今までは自宅で飲んでいたが ここでも家族以外と飲めていい。

2005年に小菅村に最大16軒あった飲食店は半減し、「麺屋 梅ノ木」は地元住民や観光客にとって無くてはならない場所として根づき始めています。




麺屋 梅ノ木 店主 鈴木啓泰さん:
小菅村の食文化を守りたいのが第一、小菅村にたくさんの人にきてもらって村のすばらしさを知っていただきたいのと、人口700人の村に都内でも食べられない今までに食べたことのない味噌ラーメンが存在するぞという話題になってくれればいい
小菅村にオープンした小さなラーメン店が村の伝統を伝え守っていきます。