玉名で広がる「ラグビーの道」
玉名高校ラグビー部の復活で、地元・玉名では“ラグビー熱”が高まっています。
その一つが、玉名で20周年を迎え、大学日本一に輝いた上杉太郎選手も通った「グリーンベルトラグビースクール(以下、玉名GB)」です。
このチームは小学生以下が対象で、今まで力のある選手がいても、熊本市内や県外の高校に進学していました。しかし玉名高校ラグビーの復活で、「玉名でラグビーを続ける」という選択肢が増えたのです。
玉名GB 永田壽隆選手(小6)「環境が良いから、中学生にも先輩がいて玉名でラグビーしたい気持ちがある」

仲山監督は2025年5月、「玉名で生涯ラグビーを続けられるように」と、玉名GBに社会人チームを設立しました。
玉名高校ラグビー部のOBや、日本代表として58試合に出場した大畑大介さんも参加しています。

大畑大介さん(49)「次世代の子たちも含めて、1本の太い道ができたので。それがさらにもっと太くなってもらえれば」
玉名高校ラグビー部OB「OBとして現役生と対戦できるのが何より嬉しいですね」
仲山監督「他にないロールモデルになれるなと思って、それによってもっと玉名が元気づけば良い」
仲山監督と共にリスタートした玉名高校ラグビー部。2025年度の目標は、1月から始まる新人戦の10人制出場と九州大会優勝です。
金井亮介新主将(2年)「単独で出られるようになって、まだ時間が経っていなくて、チーム力を上げていかないと、試合では勝てないのでチーム力を上げていきたい」