「市長室暗くない?」

初登庁の出町市長がその足で向かったのは市長室。
出町市長「暗くない?」
暗さを気にしながらも、初めて座った椅子の感想は――
出町市長「身の引き締まる思い出ございます。高岡を少しでも、変える。チェンジする。そんな思いで皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っております」
その後、出町市長が訪れたのは――
出町市長「失礼します、どうも」
選挙戦で、当時の現職を組織的に支援した自民党の最大会派「同志会」の控室です。
出町市長「皆様の理解、ご協力がないと進まないと思っております。ぜひとも皆様と一緒に対話して高岡を良くしたいと思っておりますので今後ともよろしくお願いいたします」
同志会 水口清志会長「高岡の未来のために、市民福祉の増進のために、ともに議会は議会、当局は当局で力を合わせて進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」
出町市長「ありがとうございます」
同志会 金森一郎相談役「新しい市長でありますから、その辺に関しては当然議会人として、ちゃんとした議論を進めていければいいのかなと思っています。場面場面でいろんな議案が上がってきた段階で我々自身はその辺、しっかりと議論が出来ればいいかなという風に思っています」

選挙戦では「税金の使い方をチェンジする」と訴えてきた出町市長。
就任会見では地震からの復旧・復興のめどが立つまでの間、市長報酬の40%をカットする考えを示したほか、外部の有識者などを交えた市政改革の司令塔を設置する構想を明らかにしました。
出町譲高岡市長「『対話の政治』と『税金の使い方』。この2つの点を選挙で訴えてきて、市民の皆様から共感を得てこうした立場にならしていただいたのですから、この2つのことに関しては、実現していきたいと思っています。そしてその2つのことを軸に様々なことを考えていきたい」
出町市長の任期は2029年7月11日までの4年間です。
出町市長は14日夕方、液状化の被害があった伏木・吉久・横田地区を視察しました。ほかにも市長公用車を使わない考えを示しています。