■減便は高校生に大きな影響
フラワー長井線は運転士不足などから今年4月に列車の本数を3分の2に減らして運行しています。
生徒の4割近くがラワー長井線を利用して通学している荒砥高校の生徒たちにも大きな影響がありました。

県立荒砥高校 3年 岩﨑琴音さん「休日の部活終わりとか、(使っていた便が)無くなってしまって、長い時間駅で待たなければいけなくなって、そういう時にかなり困って、家の人に迎えに来てもらっていたので、申し訳ないという気持になっていた」

生徒たちはこの授業を通してフラワー長井線を元気づけたいとしていて、きょうの授業の最後にはこんな方法でフラワー長井線への思いを伝えました。
(駅名全部言えるかチャレンジ)

県立荒砥高校 3年 岩﨑琴音さん「ゆったりとした電車が動いている時に色々な景色がみられるところをもっとみんなに知ってほしい。グッズとかをつくれるという話だったので、もっと色々なグッズをつくって売り上げに貢献できたらなと」

山形鉄道 総務部営業主任 清野涼子さん清野涼子さん「社内だけで考えていると、同じようなものになってしまうので、皆さんの若い力で考えてくれるものがどんなものなのかすごく楽しみです」

今後、この授業では観光客向けのしおりづくりやグッズの開発などを学び、今年10月には生徒たちが車内で観光案内などをする観光客向けのイベントを実施したいとしています。