サッカー・アルビレックス新潟は13日、MF秋山裕紀選手(24)が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱したと発表しました。今後、移籍が正式決定した段階であらためて知らせるということです。
秋山選手は2019年に新潟に加入。
沼津や鹿児島への期限付き移籍も経験するなどし、中盤の底からゲームを組み立てる司令塔としてのプレーを進化させてきました。
今季はここまでリーグ戦15試合に出場しています。
なお、今季途中(6月以降)にチームを離れるのは、秋山選手が5人目となります。
秋山選手はクラブを通じて以下の通りコメントを発表しています。
このたび、海外移籍に向けてチームを離脱することになりました。
プロサッカー選手になるという僕の夢を叶えてくれたこの大好きなクラブとのお別れが、ついにやってきたかというのが、今の正直な気持ちです。幼い頃からずっと夢見ていた「プロサッカー選手になって、海外で活躍する」という大きな目標へのチャンスをいただき、海外で挑戦することを決断しました。
現在のこのような順位の中、シーズン途中にチームを抜けることになってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、アルビレックス新潟は必ず残留できると信じています。
2回の育成型期限付き移籍期間はありましたが、高校卒業後に加入してから6年半もの間、皆さんがホームでもアウェイでもつくり上げてくださった最高の雰囲気の中、6番を掲げてずっと応援してくださった方々と共に、これまで戦ってこられたことをとても誇りに思っています。
アルビレックス新潟を通して出会えたすべての方々のおかげで、今の自分があります。ここまでの道のりで決して楽なことはありませんでしたが、周りの方々に恵まれ、走り続けることができました。お世話になった方々へ直接のご挨拶はできませんでしたが、みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからのサッカー人生も全力で挑み続けていきたいと思います。海外から自分の活躍を皆さんに届けられるように、精一杯努力します。
どんな時も優しく包み込んでくれた温かいこの街が、これからも変わらず大好きです。6年半、本当にありがとうございました。
行ってきます!