少子化などを背景に人材の確保が難しくなるなか、警視庁が採用イベントを行い、警察官を目指す学生らに仕事の魅力を伝えました。

12日に行われた警視庁の採用イベントには、大学生や高校生らおよそ580人が参加しました。

参加者は、被害者の目撃証言などから犯人の姿を絵にする似顔絵捜査を体験したり、現役の警察官などから話を聞いたりして、関心を深めていました。

参加した大学生1年生(19)
「普段知らないような職種が色々あり、色々な内容を知ることができたので良かった」

警視庁によりますと、採用試験の受験者数は減少傾向で、2010年度にはおよそ3万人でしたが、昨年度はその3分の1ほどだったということです。

警視庁は「学生らに仕事の魅力を伝え、人材確保に努めたい」としています。