夏の甲子園を目指す高校野球選手権沖縄大会は、12日準決勝が行われ、第1試合は沖縄尚学が興南を3対1で下し決勝進出を決めました。
春夏連続の甲子園を目指す第1シード沖縄尚学と、夏連覇を目指す第4シード興南高校が激突した準決勝第1試合。

試合は1回から動きます。興南高校は2アウトランナー2塁で、4番の丹羽蓮太がレフトへのタイムリーヒットを放ち、幸先よく1点を先制します。
この夏、初めて追いかける展開となった沖縄尚学ですが6回、2本のヒットで3塁・2塁として5番・キャプテンの真喜志拓斗。期待に応えるスリーベースヒットを放ち、試合をひっくり返します。

逆転に成功した沖縄尚学は、リリーフでマウンドに上がったエースの末吉良丞が圧巻の投球。最速150キロのストレートを武器に興南の反撃を抑え、2年ぶりの決勝進出を果たしました。
準決勝もう1試合はエナジックスポーツと宜野座が対戦し、13日の決勝カードが決まります。