静岡市内の公立中学校に勤務する男性教諭が元教え子の女子高校生に対してSNSで性的なメッセージを送っていたことが分かり、教育委員会は臨時の保護者会を開きました。

元教え子の女子高校生に性的なメッセージを送っていたのは、静岡市内の公立中学校に勤務する30代の男性教諭です。

関係者によりますと、教諭は教え子だった複数の卒業生とSNSでやり取りし、▼上半身の写真を送るよう求めたり▼デートに誘い出したりするメッセージを繰り返し送っていたということです。

名古屋市の小学校教諭が女子児童を盗撮した画像をグループで共有したとされる事件が報じられたことがきっかけで、生徒が母親に打ち明けて問題が発覚しました。

被害受けた元教え子の生徒
「体が見たいとか、胸のサイズを聞かれました。気持ち悪いし、(教諭を)信頼してたからショックでした」
生徒の保護者
「写真送ってよ、俺の見るとか、それを先生が積極的に言ってくるのがおかしい。止める立場だと思うので非常識だな」

教育委員会によりますと、男性教諭はやりとりを認め、「相談に乗るためにSNSで連絡するようになった。好意を持つようになっていたかもしれない」などと話しているということです。

教育委員会は昨夜、臨時の保護者会を開き、事案の概要や今後の対応などを説明しました。