以前、BSN新潟放送のラジオ番組で語った“夢”を叶え、いま『防災教育』に力を注いでいる元教員がいます。

防災士アナウンサーが伝える『防災なび』

記録的な豪雨により新潟県三条市などで大きな被害の出た2004年の『7.13水害』では、刈谷田川や五十嵐川など6つの河川が決壊。
16人が逃げ遅れて死亡し、8300棟を超える浸水被害が出ました。

当時の三条市で水害廃棄物仮置き場だったスペースを整備して2014年に建てられたのが『水防学習館』です。年間2万人が訪れています。

「ドドドドっと水がくる、この状態で出なけばならない。さらにドアを押しても出られない…」

この日も、車のドアが開かなくなるほどの浸水の威力や、たとえ大雨でなくとも“降り続く”と危険が高まることなどを、三条市立大島小学校の5.6年生たちが学んでいました。