アジアや欧米の外交トップが集まる国際会議がマレーシアで開かれました。アメリカや中国が安全保障問題などをめぐり、激しい議論を交わした一方、アメリカのルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相が立ち話をする場面もみられました。
マレーシアの首都クアラルンプールで11日、東アジアサミット外相会議が開かれ、ASEAN=東南アジア諸国連合のほか、日本やアメリカ、中国、ロシアなどが参加しました。
現地メディアなどによりますと、アメリカや中国が台湾問題や南シナ海情勢をめぐって激しい議論を交わしたほか、トランプ政権の関税政策を念頭に、一部の参加国が懸念を表明したということです。
また、会議では世界各地の安全保障問題が議題に上り、議長国マレーシアのモハマド外相は、パレスチナ自治区・ガザへの侵攻を続けるイスラエルについて、「子どもたちの飢餓死を含むジェノサイド(大量虐殺)を止めなければならない」と訴えました。
一方、アメリカのルビオ国務長官は10日、ロシアのラブロフ外相と会談し、ウクライナ情勢を協議、また、きょうの会議ではラブロフ氏と握手を交わし、立ち話をする場面もみられました。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









