高校球児の熱い夏がいよいよ始まりました。夏の甲子園出場をかけた全国高校野球選手権石川大会が11日開幕、選手宣誓では震災と豪雨を乗り越えたどり着いた、夏への強いメッセージが込められました。
金沢市の県立野球場で行われた開会式では、2024年の優勝校・小松大谷を先頭に、出場する43チームの選手たちが堂々の行進を見せました。
県内には2日連続で熱中症警戒アラートが発表され、スタンドの観客も日傘や帽子、タオルなどで暑さに耐えながらの観戦です。
選手宣誓の大役を務めるのは門前高校3年の大豊瑠侍キャプテン。
能登半島地震と奥能登豪雨、度重なる災害を乗り越え迎えた晴れ舞台、高校球児としての最後の夏に誓いを込めました。