海上自衛隊の護衛艦2隻が宮古港に寄港し、11日から一般公開されています。多くの人が周辺海域の防衛装備を間近に眺めました。

11日は海上自衛隊第14護衛隊に所属する護衛艦『あさぎり』『せとぎり』の2隻が補給と広報活動の一環で宮古港に寄港しました。

2隻は同じ型の船で全長137m、全幅14.6m主砲の76ミリ速射砲や対潜水艦用に魚雷を遠くまで飛ばすアスロックランチャーなどを搭載した汎用型の護衛艦で、乗員およそ220人が周辺海域の防衛や海上交通の安全確保のため日々訓練にあたっています。

11日は午後1時から『あさぎり』の艦内が一般公開されました。
1988年・昭和63年に就役した『あさぎり』は海上自衛隊の現役護衛艦で最も古い艦船で、乗船した人たちは様々な装備の説明を受けたり、船を指揮する艦橋からの眺めを体験したりしました。

(見学に訪れた人は)
「見たことのないことばかりなので。説明もしていただけるから、余計わかりやすくて。良かったです、来て。楽しいですよ」