大山に突如、12本の柱が出現しました。
その高さ7メートル、鳥取県大山町に住むアートディレクターらが作ったという謎の巨大ウッドサークルなんですが、その目的は、いったい?
13日、鳥取県大山町に完成したこちらの巨大ウッドサークル。
高さおよそ7メートルの12本の柱が直径12メートルの円を作ります。
大山町で毎年この時期に開催している「イトナミダイセン藝術祭」の一環で、20年以上空き地だった場所を利用して建てられました。
しかし、いったいなぜこのようなウッドサークルを建てようと思ったのか?
イトナミダイセン藝術祭 大下志穂 さん
「毎年藝術祭をやっているけど、次はたくさんの柱がサークル状に建っているというビジョン、そこでみんなが歌を歌って踊っているというイメージが浮かんだ」
舞う・踊る・歌う・祈る…
イトナミダイセン藝術祭とは自分の暮らす場をアートにしようという取り組み。
仕掛けたのはアートディレクターの大下志穂さん。
藝術祭を行う中で、自分たちの手でパワースポットを作ろうと、ウッドサークル建設が頭に浮かんできたとのこと。
地元の宮大工と協力し建設をはじめ先月下旬、12本の木の伐採を行いました。
創伸(宮大工) 北村裕寿 代表
「(ウッドサークル作ったのは)初めて。もうないんじゃないですか。大体イメージはできていた。ちょっと目線の違う建造物があるというのをみんな気にかけてくれたらいいなと思う」
建てられた12本の柱には、スギやヒノキ・クリの3種類の木が使われています。
イトナミダイセン藝術祭 大下志穂 さん
「クリの木というのがかたくて長持ちする木なので強い。こういうものが入ったほうが表情が出て面白いということと、エネルギーが強いものを東の方へ建てたいということで、そういう設計になっている」
完成にあわせて、13日は時折雨も降る中、多くの人が訪れました。
訪れた人は
「近くに行って大きさに気づくというか、迫力がすごい」
イトナミダイセン藝術祭 大下志穂 さん
「サークルの内側に入って、一緒に火を囲んだり話をしたりというのが大事だと思っている。それが豊かさをみんなで循環していくということだと思うのでそういう場になっていったらいい」
大山町で「イトナミ」を「アート」する取り組みが始まって10年。
この巨大ウッドサークルは、「イトナミアート」のシンボルとして存在感を高めていきそうです。
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