子どもたちに環境保全への意識を高めてもらおうと、高知県仁淀川町の土居川で、地元の小学生がウナギを放流しました。

ウナギを放流したのは池川小学校の児童、45人です。仁淀川町の建設会社、大一林組が地域貢献の一環として行っている取り組みで、2025年で3年目。子どもたちにふるさとの豊かな自然を楽しんでもらいたいという思いがあります。

ヌルっとしたいきの良いウナギ、およそ700匹が準備され、子どもたちはつかむのにも一苦労。悲鳴にも近い歓声をあげながら、大盛りあがりで土居川にウナギを放流していきました。

「せーの、大きくなってねー!」

(児童)
「ちょっとぬるぬるしてて、でもちょっとかわいかったです」
「よくここ(の川)で泳いだりするけど、生き物とか大切にして、川で楽しむのも大切にしたりして泳ごうと思いました」

3年間で放流したウナギはおよそ150キロで、大一林組は2026年以降も町の自然を保護する活動を続けていくとしています。