美人画で知られ、大正ロマンを象徴する竹久夢二の生誕140周年を記念した企画展が大分県立美術館で開かれています。

竹久夢二は明治、大正、昭和にかけて画家や詩人、デザイナーとして活躍した大正ロマンを象徴する芸術家です。

大分県立美術館では、竹久夢二の生誕140周年を記念した企画展が7月6日から始まり、作品や資料およそ180点が展示されています。

竹久夢二は独学で絵を学び、特に大きな瞳と曲線的な細身の女性を描いた独自の画風は「夢二式美人」と呼ばれ、人気を博しました。

およそ80年間も所在不明となっていた中期の代表作である油彩画「アマリリス」が展示されているほか、竹久夢二がアメリカやヨーロッパを外遊中に描いたスケッチ19点が初公開されています。

この企画展は8月17日まで開かれています。