政治ジャーナリストの後藤謙次氏はTBSのCS番組に出演し、参院選で与党で50議席とれずに過半数割れした場合の石破総理の進退について「辞任しないだろう」との見方を示しました。

政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
「最大の核心というのは、石破さんはメディアでボコボコにされてもですね、それを耐えうるだけの、つまり自分はこういう使命があるんだと言えるかどうか」

後藤氏はこのように述べたうえで、参院選挙後8月1日までトランプ関税の交渉が大詰めを迎えるため、最大の政治課題は日米協議になるとして、自民党内でただちに「石破おろし」の声をあげづらいとの見解を示しました。

加えて、後藤氏は、“自民党総裁をかえたら総理指名選挙をしないとならないが、少数与党であるために総理指名選挙で自民党総理となる保証がない”と指摘しました。

そして、この2つを理由に石破総理大臣の進退について過半数割れしても辞任しないだろうとの見方を示しました。