選挙への関心を高め若い世代の投票率を上げようと、10日、高知県宿毛市の高校に期日前投票所が設けられました。

期日前投票所が設けられたのは県立宿毛高校です。若い世代の投票率を引き上げるため、選挙権のある18歳の高校生にも実際に投票してもらおうと宿毛市選挙管理委員会と宿毛高校が協力して開設しました。記載台や投票箱が置かれ、生徒の代表2人が立会人を務める中、生徒たちが一票を投じていました。

(投票した生徒)
「これから社会に出ていくときに良い社会になってほしいから自分たちが選挙に参加しないといけないなと思い投票しました」
「もしかしたら自分の1票で日本が明るい方向に進むかなと思ったので若者に不利な現状が多いので(投票に)行こうかなと思いました」
「(選挙に関する情報は)ツイッターとかでも流れてくるし、テレビとかでも選挙のことを多くやっているのでそこで多く学びました。結構スムーズに投票できたかなと思います」

宿毛高校では10日時点で18歳の3年生が17人いて、その内の10人が期日前投票を済ませました。この他、幡多地域では7月14日に四万十市の幡多農業高校に、15日に四万十市の中村高校と宿毛市の宿毛工業高校に、16日に土佐清水市の清水高校に期日前投票所が設置される予定です。