コメが高騰する中、給食の安定供給のため県学校給食会がJA全農おおいたに県産米の確保と価格の抑制について要請しました。

県学校給食会は給食を作る県内の学校や共同調理場に昨年度県産米850トンを供給しています。

全国的にコメの価格が上昇する中、県学校給食会の森健治理事長が10日、JA全農おおいたの藤田明弘本部長に給食用のコメの確保と価格の抑制を盛り込んだ要請書を手渡しました。

県学校給食会では、2024年産のコメの仕入れ価格が前年から1.5倍以上に上昇しています。

(県学校給食会・森健治理事長)「米価が上がったからといって、そのまま学校給食に価格を転嫁するわけにもいかない状況。安定的な給食を実施するためには、何か対応することが喫緊だと」

JA全農おおいたは「要請をJAグループ大分で共有し、達成に向け真摯に向き合う」と話しています。