陸自幹部「安全性の高さを実感している」

佐賀駐屯地の青山司令は、9日の会見でオスプレイの安全性に問題はないと改めて強調しました。

陸上自衛隊佐賀駐屯地 司令 青山佳史 1等陸佐
「私もオスプレイの操縦教育を受けています。今までの航空機以上に安全性の高さを実感しているところです」

一方、佐賀県の山口知事はー

佐賀県 山口祥義知事
「我々も緊張感をもって、安全な運用がなされるように注視をしていきたい」

格納庫や燃料タンク 今後は火薬庫も

およそ420人の隊員が配置される佐賀駐屯地には8階建ての隊庁舎のほか、格納庫や燃料タンクなどが整備されました。

今後、車両の整備場や火薬庫の建設工事が進められる予定です。

陸上自衛隊佐賀駐屯地 司令 青山佳史 1等陸佐
「隊員の生命とその家族の人生を預かっている指揮官として、飛行の安全を大前提とし任務を遂行してまいります」

最初の要請から11年を経て佐賀への配備が始まったオスプレイ。

今後は、機体の安全性や騒音などの課題と向き合いながらの運用が求められます。