地元の不安 払しょくされず
国が佐賀県にオスプレイの配備を要請したのは今から11年前。

機体の安全性や騒音、さらに漁業への影響を懸念し、県は当初、慎重な姿勢を見せていましたが山口知事は受け入れを決断。

地権者でつくる協議会は、おととし駐屯地の建設に必要な土地の売却を決めました。
ただ、不安が完全に払拭されたわけではありません。

おととし11月には、アメリカ軍のオスプレイが鹿児島県屋久島沖に墜落し、搭乗していた8人全員が死亡しました。

9日、佐賀駐屯地にはおよそ40人の周辺住民が集まり抗議の声を上げました。
「オスプレイ配備を許さないぞ」

福岡県柳川市から抗議に来た人
「ほんとにびっくりするくらいオスプレイの音うるさかったです」
「飛ぶな、しか言えないです」