高速道路のETCで大規模障害が起きた場合には車両から通行料金を徴収しないことが国土交通省の告示に明記されました。

国土交通省は警察車両など高速道路料金の徴収を求めない車両を定めて告示していますが、きょう新たに「ETC障害などが起き、円滑な料金徴収が困難となった車両」も対象にすることを追記しました。

今年4月に中央道や東名高速などで起きたETCのシステム障害で長時間にわたって渋滞が起きたことを受けてのものです。

NEXCO中日本などは今月1日から大規模障害などが発生した際には無料通行を認める運用を始めていて、国の告示もこれに合わせた形です。

国交省は現金で精算ができる一般レーンに多数の車両が集中し、渋滞が発生するケースなどを想定しているということです。