国宝指定から10年で、様々なイベントが続く島根県松江市にある松江城。
日本全国の城を管理している団体で作る協議会も初めて松江市で総会を開き、9日、参加者が松江城を視察しました。
早速、入場券の自販機を写真に撮る参加者たち。
参加者
「入場料の設定ですよね、後、いろんなコインだけじゃなくてカードを使う人だとか(を見たい)。」
松江城を視察したのは全国51の城を管理する自治体や会社などで作る「全国城郭管理者協議会」の人たちで、8日と9日、松江市で年1回の総会を開きました。
視察では、気になるポイントも一般の人とはやはり違うようです。
天守の中でも…。
参加者
「気になりますね、いざ緊急時に自分の所でも、どういう風にお客様を避難誘導したら良いかってのは、常に課題としてありますので。」
脱出用のシューターにも注目。
耐震改修にも関心を向けています。
松江市の担当者
「4か所ですね、格子のものがございますが、これが耐震補強でございます。」
さらに景観問題について質問も。
松江市の担当者
「南東方向が商業地域なので、これから景観規制を加えて高いものが建たないようにして行く必要があるということで、今検討をしている。」
全国城郭管理者協議会平塚正人会長(姫路市姫路城管理事務所長)
「松江城様のどういう風な対策を取っているのか、またそういう所を参考にしながら持って帰って。取り組んで行きたいなと。」